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ろうきん(労金)でお金借りるには?ローンの種類と審査を解説

労金(ろうきん)でお金を借りる

ろうきんは、労働組合や生協の組合員が出資している金融機関で、預金や給与振込などのほかに働く人の生活に直結するローン商品も取り扱っています。

ほかの金融機関よりも低金利での借り入れが可能なので、カードローンを申し込みたいと思っている人もいるでしょう。

ろうきんのローン商品に申し込めるのは所定の条件を満たした人で、さらに審査に通った人のみとなります。

また、口座を持っていればアプリでお金を借りることも可能です。

ろうきんで借りられるローンの種類

ろうきんでは、カードローンやフリーローン、住宅ローン、カーローン、教育ローン、福祉ローンといった、主に6つのローン商品を取り扱っています。

いずれも暮らしに役立つローン商品となっており、使い道に応じて適したローン商品を選ぶことができます。

各ローン商品の金利や借り入れ内容は以下の通りです。

ローン名金利(※1)内容
カードローン
(マイプラン)
5.275%~8.475%借入限度額以内なら何度でも借入可能。資金使途は自由なので買い物やレジャー、冠婚葬祭など生活に必要なことに利用できる(※2)。
フリーローン変動:6.325%
固定:7.500%
結婚費用や旅行費用、パソコン購入費用など幅広い費用に対応。他金融機関のローン借り換えにも利用できる(※2)。
住宅ローン
(不動産担保型)
変動:2.475%
固定:3.100%
(いずれも標準金利)
自己居住用の住宅や宅地の購入資金、新築や増改築・リフォーム資金に利用できる。
カーローン変動:3.675%
固定: 3.900%
車やバイクなどの購入資金や保険・車検費用など車に関する幅広い費用に利用できる。他行やディーラーなどのカーローンの借り換えにも対応している。
教育ローン固定10年以内:3.400%
固定10年超:3.900%
入学金や授業料のほか、受験料や留学費用など教育に関する資金を借り入れできる。他金融機関の教育ローンや奨学金の借り換えにも対応している。
福祉ローン変動金利:3.075%
固定金利:3.300%
介護や入院に伴う費用、育児に関する費用、災害被災時の復旧のために必要な生活費などに利用できる。
引用元:ろうきんのローン

※1 金利は一般勤労者が利用する場合に適用されるもの(2022年7月1日現在)
※2 事業・投機目的、負債整理、賃貸用不動産の取得、リフォーム資金等の利用は不可。

なお、ここで紹介した金利は一般の人(一般勤労者)が利用する場合のものを紹介していますが、ろうきんの団体会員の構成員や生協会員の組合員とその家族は、さらに低い金利での借り入れが可能です。

ちなみに、団体会員の構成員や生協会員の組合員とその家族とは、ろうきんに出資している団体に加入している人などが該当しますが、詳しくは後ほど解説します。

居住地または勤務地を管轄する店舗で申し込む

ろうきんの店舗

ろうきんは全国に店舗を展開していますが、どこの店舗でも自由に利用できるわけではありません。

自分の居住地または勤務地を管轄している店舗でのみ利用可能となっています。

また、ひと言でろうきんといわれていますが、実は全部で13金庫に分かれており全国に606店舗を展開しています(2022年3月末日現在)。

ろうきんの各名称と管轄エリアは以下の通りです。

北海道ろうきん北海道
東北ろうきん青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
中央ろうきん茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県
新潟ろうきん新潟県
長野ろうきん長野県
静岡ろうきん静岡県
北陸ろうきん富山県・石川県・福井県
東海ろうきん愛知県・岐阜県・三重県
近畿ろうきん滋賀県・奈良県・京都府・大阪府・和歌山県・兵庫県
中国ろうきん鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県
四国ろうきん徳島県・香川県・愛媛県・高知県
九州ろうきん福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県
沖縄ろうきん沖縄県
引用元:全国のろうきん一覧

ろうきんでお金借りるときは、住んでいるところまたは働いているところを管轄しているろうきんがどこなのかを確認します。

たとえば、神奈川県に住所がある人なら中央ろうきんで申し込みをするということです。

目次

ろうきんでお金を借りられる2つのローンは生活費に使える

ろうきんATM

生活費などが足りないとき、ろうきんでは2つのローンを利用できます。

ひとつはろうきんカードローン(マイプラン)でもうひとつはフリーローンです。

これらは、使い道が自由なローン商品なので、生活費を補填する際に役立ちます。

カードローン(マイプラン)とフリーローンのどちらを利用すれば良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。

両者には借入回数や金利、返済期間の有無、再度借り入れするときの融資スピードなど異なる点がありますので、状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

参考までに、カードローンとフリーローンの一般的な違いを以下にまとめました。

比較項目カードローンフリーローン
借入回数借入限度内で何度でも可1回
金利フリーローンより高金利カードローンより低金利
返済期間の有無なしあり
資金使途原則自由(事業・投資資金等は不可。ただし一部例外あり)事業・投資資金等は不可。
使途を申告する必要があるケースもある
再度借入するときの融資スピードスピード融資可利用するたびに申し込みと審査が必要
借入金の管理のしやすさ計画的な利用が必要。返済金額や残債の確認を定期的にする必要もある。借り入れた後は返済のみに集中できる

カードローンは借入限度額内であれば何度でも借入可能で、返済期間も決められていません。

ただし、フリーローンより金利は高めで、2回目以降も簡単に借り入れできてしまうため借り癖がつきやすいです。

一方、フリーローンは1回のみの借り入れとなり返済期間も契約時に決められます。

一度借りた後は返済に集中できるので返済計画が立てやすいです。

再度借り入れする場合は新たに申し込みが必要で、そのときの状況により必ず審査に通るとは限りません。

ろうきんカードローン(マイプラン)は銀行よりも低金利

ろうきんマイプラン

ろうきんのカードローン(マイプラン)の大きな特徴のひとつに、銀行よりも低金利で借り入れできるという点があります。

どのくらい低金利となっているのか、ほかの金融機関も調査してみると以下のようになりました。

金融機関カードローン金利
ろうきん5.275%~8.475%
三菱UFJ銀行(バンクイック)1.8%~14.6%
三井住友銀行1.5%~14.5%
みずほ銀行2.0%~14.0%
イオン銀行3.8%〜13.8%
楽天銀行(スーパーローン)1.9%~14.5%

一般的に、初めてカードローンを利用する際は最高金利が適用されることが多いため、最高金利で各金融機関を比較してみると、ほかの金融機関の最高金利が14%前後であるのに対し、ろうきんは年8.475%となっており6%程低いことがわかります。

たとえば、ろうきんのカードローン(最高金利8.475%)と楽天銀行スーパーローン(最高金利14.5%)で、10万円を60日借り入れた場合、ろうきんのカードローン利息が約1,393円、楽天銀行スーパーローン利息が2,384円となり、同じ金額を借り入れたのにもかかわらず、ろうきんの方が991円も安くなるのです。

これは、一般的な金融機関は金利を得ることで利益を出すことを目的にしていますが、ろうきんは非営利事業団体であり利益を出すことを目的としていないため、そのぶん金利を安くできるのです。

金利は店舗によって異なる

ろうきんのカードローン(マイプラン)の金利は年5.275%~年8.475%ですが、取扱い店舗によって若干異なった金利が適用されています。

ろうきんは13金庫にわかれており、それぞれ独自の金利を設定しているのです。

ろうきん店舗マイプラン金利
北海道ろうきん6.80%~6.98%
東北ろうきん4.00%~6.40%
中央ろうきん3.875%~8.475%
新潟ろうきん5.375%~7.775%
長野ろうきん2.70%~5.10%
静岡ろうきん4.275%~9.275%
北陸ろうきん4.8%~11.5%
東海ろうきん3.900%~8.550%
近畿ろうきん6.000%~7.900%
中国ろうきん5.375%~10.075%
四国ろうきん6.025%~8.325%
九州ろうきん6.0%~9.4%
沖縄ろうきん5.1%~9.8%

※金利は店頭・Web申し込み・会員構成員・提携生協組合員・一般を含む

それぞれのろうきんで金利が異なりますが、ほとんどのろうきんで上限金利は10%以下となっており、ほかの金融機関と比較して低金利となっています。

利用状況に応じて最大年3.2%の金利引き下げも可能

ろうきんのカードローン(マイプラン)では独自の金利引き下げサービスを行っており、ろうきんの利用状況に応じて最大年3.2%の金利を下げることができます。

具体的な利用条件と金利引き下げ率は以下の通りです。

給与振込指定1.5%
一般財形・エース預金0.3%
財形年金・財形住宅・年金受取エース預金0.6%
年金振込指定1.5%
有担保ローン・金庫扱い住宅金融支援機構融資0.6%
インターネットバンキング0.6%
公共料金自動支払い(2種目以上)0.3%
ろうきんUCカード0.3%
Web通帳0.6%
若年者引下げ(30歳未満)0.6%

(2022年7月1日現在)

なお、複数の金利引き下げ項目を利用した結果、年3.2%を超えた場合も年3.2%が上限となります。

仮に、カードローン(マイプラン)の利率が年8.475%だったとしても、年3.2%の引き下げが適用されれば年5.275%での借り入れが可能となります。

勤務年数1年以上かつ年収150万円以上を満たすことが条件

ろうきんのカードローン(マイプラン)に申し込みができるのは、次の条件を満たしている人です。

  • 団体会員の構成員、生協会員組合員とその家族、一般の勤労者
  • 満18歳以上満65歳未満(または満20歳以上満65歳未満)
  • 安定継続した年収が150万円以上ある
  • 同じ勤務先に1年以上勤務している(自営業者等は原則3年以上同一事業を行っている)
  • ろうきんの指定する保証協会の保証条件を満たしている

申し込み可能年齢はろうきんによって異なっており、満18歳から借り入れ可能なところもあれば満20歳からになるところもあります。

そのため、20歳未満で借り入れしたい人は申し込み条件を確認してください。

パートやアルバイトの人でも、同じ勤務先に1年以上勤めていて年収が150万円以上あれば申し込みは可能です。

ろうきんのカードローン(マイプラン)の利用限度額は最高500万円までですが、すべての人が500万円まで借り入れできるわけではなく、実際の借入限度額は審査で決定します。

一般の勤労者の利用限度額は最高100万円までとなっており、審査で申込者ごとに利用限度額が決められます。

ATM引出手数料がキャッシュバックされる

ろうきんのカードローン(マイプラン)は、全国の金融機関やゆうちょ銀行、コンビニのATMが利用できるうえ、お金を引き出した際の手数料が即時に口座へキャッシュバックされます。

つまり、手数料が実質無料で借り入れができるということです。手数料の無料回数に制限はないので、何度利用しても無料です。

インターネットバンキングも利用すれば、普通預金へお金を入金したり残高確認をしたりすることもできます。

手数料はろうきんの同一店内あてであれば無料ですが、それ以外の場合は有料になります。

ただし、給与振込もしくは年金振込をろうきんに指定している場合、インターネットバンキングの手数料は1ヵ月に3回までキャッシュバックされるので、3回以内であれば実質無料で振り込みできます。

カードローン(マイプラン)の申し込みの流れや必要書類

ろうきんのカードローン(マイプラン)の申し込み方法は、店舗窓口に直接出向く方法とホームページの仮審査申込からの2つがあります。

Web上の仮審査申込からなら、店舗に出向かずともいつでも申し込みが可能。仮審査申込からの手続きは、次のような流れですすみます。

  1. 仮審査申込ボタンをタップし申し込みフォームへアクセスする
  2. 仮審査の受付
  3. 営業店から連絡が入る
  4. 本申し込みの手続きをする
  5. 審査が行われる→融資の承認
  6. 契約完了後カードローンの発送
  7. 利用開始

なお、ろうきんではすべての手続きをWeb完結できるわけではなく、本申し込み時や契約時には店舗に来店しなければなりません。
本申し込み時には以下のような書類が必要になるため忘れずに持参しましょう。

  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 収入証明書類(源泉徴収票、確定申告書、納税証明書など)
  • 健康保険証

など

これら以外にも必要な書類を指定されることがあるため詳しくはろうきんに確認してください。

また、カードローン(マイプラン)に申し込んでから実際に借り入れができるまで、最短で2週間はかかるとみておきましょう。

というのも、仮審査と本審査でそれぞれ1週間程度、ローンカードの郵送にも数日かかるためです。

最短で2週間も待てない場合は、ほかのカードローンを検討した方が良いでしょう。

一括してお金を借りたいならろうきん(労金)のフリーローン

ろうきんフリーローン

ろうきんではカードローン(マイプラン)のほかにもフリーローンも取り扱っており、お金を借りる用途によってはフリーローンに申し込むという選択肢もあります。

カードローンとフリーローンの違いでも触れましたが、カードローンは利用限度額以内であれば何度でも借入と返済を繰り返せるのに対し、フリーローンは一度に必要な金額を借り入れ、あとは返済のみをしていく借入方法です。

再度借り入れをしたいときには、また新たに申し込み手続きをして審査に通れば借り入れが可能となります。

また、資金使途は事業資金や投資資金等以外であれば自由ですが、資金使途を申告するよう求められることがあります。

そのため、見積書や請求書などを提出できるよう準備しておくようにしましょう。

フリーローンでも、13の金庫によって適用される金利が異なります。詳しい金利を以下にまとめましたので参考にしてください。

ろうきん店舗フリーローン金利
北海道ろうきん5.60%~6.90%
東北ろうきん変動型:4.800%~5.300% 固定型:5.000%~5.500%
中央ろうきん5.825%~7.500%
新潟ろうきん3.700%~4.200%
長野ろうきん6.20%
静岡ろうきん変動型:3.70% 固定型:2.50%
北陸ろうきん変動型:4.525%~8.225% 固定型:5.700%~9.400%
東海ろうきん2.50%
近畿ろうきん2.700%~3.200%
中国ろうきん8.775%
四国ろうきん6.425%~7.425%
九州ろうきん3.6%~8.2%
沖縄ろうきん3.8%~9.8%

フリーローンの金利は、カードローン(マイプラン)よりも低金利に設定されています。

借り入れできるのは満18歳以上で年収150万円以上の人

ろうきんのフリーローンに申し込めるのは、次の条件を満たす人です。

  • 満18歳以上で最終返済が満76歳未満
  • 安定継続した年収が150万円以上
  • 同じ勤務先に1年以上勤務している(自営業者等は原則3年以上同一事業を行っている)
  • ろうきんの指定する保証協会の保証条件を満たしている

借り入れ条件は、カードローン(マイプラン)とほとんど同様です。

パートやアルバイトであっても、安定継続した年収が150万円以上あり勤務年数が1年以上あれば申し込みが可能です。

結婚費用や旅行代金などの借り入れに適している

ろうきんのフリーローンは、資金使途やおおよその金額が決まっている場合の借り入れに適しています。というのも、必要な金額が一括して借り入れできるからです。

フリーローンの主な使い道としては、次のようなものが挙げられます。

  • 結婚式などの冠婚葬祭費用
  • 旅行代金
  • 引っ越し代金
  • 家具やパソコンなどの購入費用
  • 趣味、カルチャースクールにかかる費用
  • 他金融機関のローン借り換え

日常生活に必要なものへの出費のほか、ほかの金融機関で返済中のローンの借り換えにも対応しています。

金利は他金融機関よりも高め

ろうきんのフリーローンの適用金利は、中央ろうきんを例にとると変動金利で年6.325%、固定金利で年7.500%です。

カードローン(マイプラン)の金利よりは低く設定されていますが、ほかの金融機関のフリーローン(呼び方は金融機関によって異なります)と比較すると若干高めに設定されています。

参考までに、ほかの金融機関のフリーローンの適用金利をまとめてみました。

ローン名金利
ろうきん変動:6.325%
固定:7.500%
みずほ銀行
多目的ローン
変動:5.875%
固定:6.850%
りそな銀行
多目的ローン
借り換え以外:6.975%
借り換え:8.975%
住信SBIネット銀行
多目的ローン
2.975%~4.975%
東京スター銀行
スターフリーローン
1.5%~14.6%
イオン銀行
フリーローン
3.8%~13.5%

みずほ銀行やりそな銀行、住信SBIネット銀行では、ろうきんよりも低金利に設定されていることがわかります。

とはいえ、東京スター銀行やイオン銀行ではろうきんの2倍以上の金利と設定されていることから、ろうきんのフリーローンは金利の低いローン商品のひとつといえます。

借入限度額は最高500万円まで

ろうきんのフリーローンの借入限度額は最高500万円まで可能です。

ほかの金融機関と比較すると、メガバンクと同程度以上の借入限度額となっており特に少額というわけではありませんが、中には1,000万円まで借りられる金融機関もあります。

参考までに、ほかの金融機関のフリーローンの借入限度額を以下にまとめました。

ローン名限度額
ろうきん500万円
みずほ銀行
多目的ローン
300万円
りそな銀行
多目的ローン
10万円~500万円
住信SBIネット銀行
多目的ローン
10万円~1,000万円
東京スター銀行
スターフリーローン
10万円~1,000万円
イオン銀行
フリーローン
10万円~700万円

融資限度額が500万円とはいえ、冠婚葬祭や旅行代金、引っ越し代金などであれば500万円まであれば十分対応できるでしょう。しかし、ほかの金融機関からの借入金を借り換えする場合は足りない可能性もあるため、高額融資を希望する人はほかのフリーローンを検討すると良いでしょう。

2回目以降の借り入れは新たに申し込みが必要

フリーローンを利用して完済した後、また借り入れが必要になることもあります。

カードローンであれば、一度借入限度額を設定してあれば、限度内において何度でも借入と返済を繰り返すことができますが、フリーローンは2回目以降の借り入れの際は新たに申し込みが必要となります。

というのも、フリーローンの貸付形態は証書貸付となっており、1回の借り入れごとに金銭消費貸借契約証書を作成して、契約書に記載された金額を一度に借りる融資方法だからです。

そのため、新たにお金を借りる場合は、また申し込みをして審査を受け契約書を作成したうえで、契約した金額を借り入れることになります。

カードローンと比較すると2回目以降の借り入れスピードは遅いですが、借り過ぎを防げることや返済計画がたてやすいなどのメリットがあります。

フリーローンの申し込みの流れや必要書類

ろうきんのフリーローンの申し込み方法は、カードローン同様に窓口に出向くかホームページの無担保ローン仮審査申込から手続きをすることができます。

無担保ローン仮審査申込からの手続きの流れは以下の通りです。

  1. ろうきんホームページの無担保ローン仮審査申込にアクセスする
  2. 仮審査申込フォームの入口の「次へ(同意書の確認)」をタップする
  3. 仮審査を受ける
  4. 仮審査後営業店より連絡が入る
  5. 窓口で正式な申込書や契約書、必要書類を提出する
  6. 本審査を受ける
  7. 審査通過後融資実行

なお、原則として、借入金はろうきんが支払先へ利用者名義で振り込みをします。

ろうきんは非営利を目的としているため低金利で借りられる

労金の店舗

ろうきんのカードローン(マイプラン)やフリーローンなどのローン商品は、ほかの金融機関のローン商品と比較して低金利で借りられるという特徴があります。

それは、一般の金融機関は利益を追求することを目的として営業しているのに対し、ろうきんは営利を目的としていないため利息などから利益を出す必要がないからです。

そもそもろうきんとは、労働組合や生協などのはたらくなかまがお互いに助け合うためにお金を出し合って作った協同組織の金融機関で、福祉金融機関ともいえるものなのです。

ろうきんと銀行は準拠する法律や運営目的が異なる

ろうきんと銀行では、準拠する法律や運営目的、運営参加者、貸付対象において以下のような大きな違いがあります。

経営基準ろうきん銀行
準拠する法律労働金庫法銀行法
運営目的非営利営利
運営に参加できる人構成員や会員みずから株主
貸付対象主に個人主に企業

ろうきんは労働金庫法に則って営業を行っており、銀行は銀行法に則って営業を行っています。

また、銀行が営利を目的としているのに対しろうきんは非営利で、運営に携わる人は銀行では株主ですがろうきんでは構成員や会員みずからが参加しています。

融資対象はろうきんでは個人への融資が約98%を占めているのに対し、銀行では約65%が企業向け融資となっており個人向け融資は約27%にとどまっています。

ろうきんの預金残高の約87%、融資残高の約98%が、個人の方とのお取引です。

引用元:ろうきんかんたんガイド

これらの点からも、ろうきんは構成員や組合員などの生活に役立つことを目的とした金融機関であることがわかります。

団体構成員・生協組合員・一般勤労者の違い

ろうきんでお金を借りられるのは、団体会員の構成員や生協の組合員、それ以外の一般の勤労者ですが、それぞれの会員は具体的に以下のような人が当てはまります。

団体会員の構成員

団体会員の構成員とは、ろうきんに出資している以下の団体に所属している人のことをいいます。

  • 労働組合 
  • 国家公務員・地方公務員等の団体 
  • 勤労者のための福利共済を目的とした団体(一定の条件を満たしているもの)

※一部対象とならない場合もあり

勤務先で何らかの労働組合に加入している場合はすでに構成員となっているため、構成員としての低い金利が適用された借り入れに申し込みができます。

もし自分の所属している団体がろうきんに出資し加入しているかどうかわからないときは、ろうきんに確認すると教えてもらえます。

生協の組合員

生協の組合員とは、ろうきんに出資している生協のうち、生協組合員融資制度を導入している生協の組合員と同一生計の家族のことをいいます(一部対象外の場合あり)。

自分が加入している生協がろうきんに加入しているかどうかは、該当地域を管轄しているろうきんの公式サイトで確認できます。

一般の勤労者

一般の勤労者とは、各ろうきんの管轄エリア内に住んでいる、または勤務している人で、団体会員の構成員や生協会員の組合員、その同一生計家族のいずれにも該当しない人のことをいいます。

一般の勤労者がろうきんでお金を借りたい場合は、まず居住地か勤務地を管轄しているろうきんがどこなのかを調べることから始めます。

なお、一般勤労者がろうきんからお金を借りる際には、次のいずれかが求められます。

  • ろうきん友の会に入会する
  • ろうきんの個人会員として最低1,000円の出資金を拠出する

上記のいずれかがお金を借りる条件となりますが、ろうきん友の会であれば入会金・年会費ともに無料で加入できるので、余計な出費をせずに済みます。

出資金は払い戻し請求をすることができますが、手続きが必要であったり請求後すぐにお金がもどってくるわけではなかったりするため、ろうきん友の会の方が気軽に加入できるでしょう。

ローン金利の引き下げ率が異なる

団体会員の構成員と生協の組合員、一般の勤労者とでは、カードローン(マイプラン)やフリーローンをはじめとしたローン商品の金利の引き下げ率が異なり、最も優遇を受けるのは団体会員の構成員です。

というのも、団体会員の構成員は直接ろうきんに出資している団体の構成員なので、最もろうきんに貢献している度合いが高いと考えられるためです。

カードローン(マイプラン)やフリーローンでどのくらいの金利に差が出るのか、中央ろうきんの場合を例に確認していきます。

カードローン(マイプラン)の金利比較

利用者区分金利
団体会員の構成員3.875%~7.075%
生協の組合員4.055%~7.255%
一般の勤労者5.275%~8.475%

最高金利を比較すると、団体会員の構成員は一般の勤労者よりも年1.4%優遇されていることがわかります。

フリーローンの金利比較

利用者区分変動金利固定金利
団体会員の構成員5.825%7.000%
生協の組合員6.105%7.280%
一般の勤労者6.325%7.500%

フリーローンではカードローン(マイプラン)ほどの差がありませんが、団体会員の構成員は一般の勤労者よりも変動・固定金利ともに年0.5%の優遇を受けられます。

ろうきんは独自審査だから甘い?ろうきんは一般の保証会社とも提携している

ろうきんの審査

ろうきんでは、すでに紹介した申し込み条件を満たしていることが必須ですが、それだけでローン商品を利用できるわけではありません。

ほかの金融機関と同様に申し込み審査に通った人だけがお金を借りることができます。

ろうきんは非営利団体であるため審査が甘いと思う人もいるかもしれませんが、お金を貸す以上審査はほかの金融機関と同様に行われます。

というのも、営利は追求していないものの貸したお金を返済してもらえないとローン事業が成り立たないからです。

つまり、一般的なカードローンと同じように申込者の返済能力が審査されるのです。

個人信用情報紹介で金融事故の有無などを確認される

ろうきんではカードローン(マイプラン)やフリーローンなどのローン商品について、審査基準は明らかにしていません。

とはいっても、これはろうきんだけに限らず多くの金融機関も非公開としています。

ただし、ろうきんでも個人信用情報機関に申込者の個人信用情報を照会し、これまでにクレジットカードの支払いやローンの返済を延滞したことはないか、債務整理などをしたことはないかなどを審査します。

当金庫が加盟する個人信用情報機関に登録され、同機関および同機関と提携する個人信用情報機関の加盟会員によって自己の与信取引上の判断のために利用される

引用元:個人情報の提供ならびに利用について

ろうきんでは次の3つの個人信用情報機関に加盟しています。

個人信用情報機関名加入団体の特徴
株式会社 シー・アイ・シー(CIC)クレジットカード会社や信販会社、銀行、消費者金融など加盟する金融機関数が最も多い。
全国銀行個人信用情報センター(KSC)全国銀行協会が設置し運営にあたっている。全国の銀行(メガバンク・地方銀行・信用金庫など)が加盟している。
株式会社 日本信用情報機構(JICC)加盟団体は消費者金融が5割以上を占める。クレジットカード会社、金融機関なども加盟している。

実際に、これら3つの個人信用情報機関の公式サイトで加盟団体を検索すると、ろうきん(労働金庫連合会)も表示されます。

つまり、カードローン(マイプラン)やフリーローンの申し込み審査にあたり、申込者の個人信用情報が審査されていることを意味しています。

過去の延滞や債務整理などがあると審査に通るのは難しい

ろうきんのローン商品の申し込み審査で個人信用情報を照会した結果、以下のような金融事故が登録されていると審査に通るのは難しくなります。

登録分類内容
長期の滞納ローンなどの返済が返済期日までに行われず、返済期日から61日以上または3ヵ月以上連続して滞納していること
代位弁済借入金等が返済不能に陥ったとき、保証会社が本人に代わり代理で返済すること
強制解約借入金等の延滞を繰り返した結果、借入先からの信頼が著しく低下し強制的に解約されること
債務整理債務整理(任意整理、特定調停、個人再生、自己破産)を行ったこと

上記4つの金融事故が登録されていると、お金を貸した場合に返済してもらえるかどうかが不透明なため、返済能力が不安視され審査に通る可能性は極めて低くなります。

しかし、これらの金融事故は一度登録された後ずっと消えないわけではなく、ほとんどの金融事故が5年、最長でも10年で消えます。

これらの金融事故が記録されている場合は、所定の年数を待ってから申し込む方が審査は通りやすいでしょう。

個人信用情報は金融機関だけでなく個人でも照会することができます。自分の個人信用情報の登録状況を知りたい人は、公式サイトで照会方法を確認してみましょう。

嘘の内容を申告してもバレるので厳禁

ろうきんのローン商品の審査を有利にしたいがために、年収を多く申告したり他社からの借入金額や件数を少なくしたりしても、個人信用情報を照会するとすぐにばれてしまいます。

というのも、ろうきんでは審査にあたり収入証明書類の提出が必要ですが、申告した年収と収入証明書類の金額が異なっていると嘘の年収を申告したことがすぐにバレてしまうからです。

他社からの借り入れ金額や件数も、個人信用情報を照会した際にすべて確認することができるので、借り入れを少なめに申告してもやはりすぐにバレてしまうのです。

嘘の申告がバレてしまうと審査に落ちてしまうだけでなく、信用を失うことになり今後ろうきんに申し込んでも審査に通ることはほとんどないでしょう。

保証会社がほかの金融機関とは異なる

ろうきんのカードローン(マイプラン)やフリーローンを申し込む際には、ろうきんの指定する保証協会の保証基準を満たしている必要があります。

ろうきんが指定している保証協会は日本労働者信用基金協会です。

日本労働者信用基金協会(日本労信協)
1980年6月に全国の労働金庫などの寄付を得て設立された信用保証機関。利用者が健康で文化的な生活を営むために必要な資金を借り入れる際に、保証人となって円滑な融資が受けられることを目的とする。

引用元:日本労信協

つまり、ろうきんのローン商品の審査では、日本労働者信用基金協会が定めた基準で審査が行われているということです。

一般的な金融機関ではアコムやSMBCファイナンスサービスなどが保証会社となっていることが多いです。

保証会社はそれぞれ独自の審査基準を定めているため、ろうきんと一般的な金融機関とでは審査基準が異なる可能性があります。

そのため、仮にほかの金融機関の審査に通らなかった場合でも、ろうきんなら審査に通る可能性もあることになります。

ろうきんのカードローンやフリーローンは原則在籍確認がある

ろうきんのカードローン(マイプラン)やフリーローンを申し込むときに気になるのが在籍確認の有無ですが、ほかの金融機関の場合と同様、在籍確認は原則として行われます。

申込書に記載した勤務先に本当に勤務しているかを確認する必要があるためです。

確認がとれれば毎月給与が支払われることがわかるので、返済できると判断してもらえるのです。

在籍確認の方法は、勤務先への電話連絡となります。実際には担当者の個人名で電話があり、仮に本人がその場にいなくても在籍していることが証明できればそれで完了です。

外回りに出ている場合や休暇をとっている場合でも、電話に出た人がその旨を伝えてくれれば問題ありません。

とはいえ、やはり会社バレが不安という人もいるでしょう。

その場合は、同僚に何か聞かれた場合に備えて、クレジットカードの在籍確認だったといったような言い訳をいくつか考えておくのも良いでしょう。

FP監修者

木内 菜穂子

FP1級 / AFP保有 / 日商簿記2級 / 年金アドバイザー3級
20~30代は金融機関や税理士事務所に勤務し、お金や保険などに関する知識や経験を積む。「自分らしい働き方」を探して現在は金融系ライターとして執筆活動中。

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